ダブル・ファンタジー・著者名村山由佳

ロマンス小説ではないけれど気になった作品があったのでご紹介。

『ダブル・ファンタジー』

著者:村山由佳

 

文学小説の中に描かれている官能部分が最高にキワドイ作品です。

読んでいて赤面してしまいます。

村山由佳さんは「星々の舟」で直木賞作家になられた女流作家。

本物作家さんが描く性描写が気になります。

 

~ 作品内の1フレーズ ~

 

「乳房を柔らかく揉みしだき、先端をつまんでみた。痒いようなもどかしさが走る。

親指と中指で、こよりを縒り合わせるように力を加えてやると、下腹部全体にじわりと熱が満ちた。

ああ・・・ほどけていく。体の奥の結び目が、緩んで、潤んで、ほどけていく。。」

 

実にエッチですが、なんとも奥ゆかしさのある文学的な表現です。

官能小説と間違えてしまいそうですが、作品がしっかりしていて全体を通して読むと少しもエロさを感じさせません。

作品の主人公は「35歳で既婚の人気女流脚本家」という設定。

主人公の性に対する執着、性癖が赤裸々につづられている作品ですが、作者の村山由佳さんは性的なことはご法度な環境で育てられ、さらに結婚後の性生活も夫からの一方通行なものだった。と語っているところも興味深いです。

 

ともかく半端なエッチさではない作品です。

性描写に胸やけさえうったえる人がおりますので、さほど性に興味が無い人や性に目覚めたいという要求のある人以外にはオススメできません。

自己責任で読んでください。

 

 

性描写の高いロマンス小説

おはよう。こんにちは?こんばんはかな?

このブログはロマンス小説でエッチな表現が強い作品を紹介いたします。

ハーレクインのような市販されているような文庫からネット小説まで幅広く紹介いたします。

 

過度な性描写の作品を紹介しますので

できれば18歳未満の方はまだ読まれないほうが宜しいかと思います。

 

カテゴリジャンルはできるだけ分けて行きたいと思いますが、カテゴリのほかにタグなんてものがありまして、どちらにしようかまだ迷っています。。

その辺りにつきましてはご要望に合わせて変化させて参りたいと思いますので、気軽にご要望頂けましたら嬉しいです。

当ブログを進めていくにあたりまして、不躾ながら性について少々理解を頂こうかと思いますので少々お付き合い下さい。

 

 

 

男女の性、セックスとは

 

 

一人の人間では成り立たないもの。

 
野生動物と同じ行動であり、子孫を残すために行うもの。

それは祖先からつながる長すぎるチェーン。

 

そのチェーンを繋ぎとめるリング。

そのリングがセックス。

 

性の根幹。

 

それは無意識に。

愛する人がいれば抱きしめる。

泣く子がいればいれば、やはり抱きしめる。

 

男女であれば時に激しく。残酷なまでに。

 

 

愛を形にしたもの。

それがセックス。

 

 

抱きしめあって体温の疎通を行う事で擬似的なセックスにより

愛を感じ、

愛を与え、

そして愛を確かめ合う。

 

セックスとは人間の根幹そのもの。

食事、睡眠と変わらぬ自然欲求であるからこそ、ロマンス小説に限らず文学には欠かせないソースなのです。

 

 

あなたのセックスライフがさらに充実したものとなるよう、素晴らしいソースをお届けできれば幸いです。