ホットすぎて過激!『誘惑は緑の瞳』エマ・ホリー (著)はほぼポルノ小説?

  • エマ・ホリー (著)
  • 原 三美子 (翻訳)
  • 発売日:2010/10/9

 

誘惑は緑の瞳

 

ホットなロマンス小説を紹介するブログでこの作品だけは紹介しなくては!

そんな作品が『誘惑は緑の瞳』です。

とにかく性描写が激しいです。しかもただ激しいだけの性描写なだけではなく、ゲイ同士、複数乱交、アブノーマルなどそのバリュエーションも豊富なことから、好きではない性描写を見ることになるかもしれません。

性に対して許容範囲の広い方のみお勧めの作品です。

 

著者について

この作品の著者であるエマ・ホリーはアメリカのニュージャージー州生まれ。十代のころからロマンス、エロティック、ファンタジーに大変興味を持ち、いわゆる官能小説の創作活動をしていたそうで、かなり目立った存在だったそうです。官能小説で注目を浴びるようになり、後にロマンス小説を書くようになりました。

 

当作品「誘惑は緑の瞳」

あらすじ

アリゾナ州の小さな町、フェアリーヴィルは昔から妖精の伝説が残る場所。この町で働くゾーイにも不思議な力を感じ取る能力がある。長いあいだ雇い主のマグナスに恋をしていたが、彼は特定の恋人を持つ気はないらしく、なぜか満月の晩にだけ、女性たちと一夜かぎりの関係を持つ。町の女性たちが次々と誘われる中、自分には声がかからないことに落ち込んでいたゾーイだったが、実は彼には大きな秘密があった…。マグナスは妖精の女王の息子で、人間界に滞在するためには、月に一度、関係を持った女性から心を預かって返さなくてはならないのだ。おまけに、その女性とは二度と関係を持つことはできない。ひそやかにゾーイを愛していたマグナスは、それゆえにゾーイだけは誘うことができなかったのだった。ところがある時、ゾーイのかつての恋人が私立探偵として町にやってきたことから、二人の関係は微妙に変化するように…。不思議な町フェアリーヴィルで巻き起こる、ロマンテイックでホットで刺激的な妖精譚。

 

amazonの声

エマ・ホリーの勇気あるセックスシーンには毎度驚かされますが、パラノーマルのちょっと危険なストーリーではなく、フェアリーテイルになっているので比較的楽しく読むことができます。
妖精の描写はとても可愛らしくて、ファンタジックです。
ヒロインのゾーイは、マグナス・アレックス・ブライアンといずれも男前な登場人物全員と、激しく交わります。そして彼らも。。。
激しい描写が苦手なかたは、ご注意いただくのがよいと思いますが、空想の世界に浸りたい方にはお勧め!です。

エロティック・ロマンスなので、好き嫌いが分かれると思います。
個人的には、苦悩するヒーローが好きなので、
思い悩むマグナスとアレックスがよかったです。

心霊相談が仕事で、妖精が友達のゾーイはマグナスに片思い。
人間の世界に逃げ込んだ、妖精の王子マグナス(妖精はかなり奔放です)も実はゾーイが好きですが、訳があって手が出せません。
ゾーイの元彼、アレックス(彼ははバイセクシュアルです)はいまだにゾーイへの想いを引きずっています。
アレックスの親友で仕事のパートナーのブライアンは、アレックスに片思い。
フェアリーヴィルで、元々複雑な関係がさらに複雑になっていきます。

 

かなりファンタジー要素が多めな感じで期待させてくれますね。

ネットの声

これはロマンスではない。っていうか途中でダウンしてしまいそう。私はBLありっと思ってなかったから、かなりがっっかり。BLは基本好きじゃないので!あらすじに惹かれたけど・・・内容は薄め。ただただエロい。内容重視な方はやめたほうがいい!

超ホットなファンタジー・ロマンスって説明だけど、、読み始めて、すぐに、えぇ?って感じで、びいっくりです。あまりにも激しくホットなシーンが続くし、タブー無しって感じで、BL系の好きでない方はご用心ですね・・・・。最後はまで読んで、やっと、あぁ、ロマンスなのかも・・・って感じです。まぁ、妖精ってことで、パラノーマルってことかも・・・・。

全体的な意見ではBL風なロマンス小説を期待して読むと、大火傷をおいそうです。ポルノ小説を読んでみたいけど、恥ずかしくてロマンスの枠から外れることができない・・と言った方は是非一度呼んでみては?