2017-2019年出版で人気のエッチなロマンス小説ランキング!

近頃読まれているホットロマンス小説人気ランキング、ベスト10を発表いたします!

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2016年秋!人気のエッチなロマンス小説ランキング!

現時点で良く読まれているホットロマンス小説人気ランキング、ベスト10を発表いたします! 続きを読む 2016年秋!人気のエッチなロマンス小説ランキング!

ホットロマンスは『女性向け官能小説』に形を変えた?

昨今、『女性向けの官能小説』という趣旨のサイトをよく見かけます。

また、様々な方の文献でも

「ホットなラブロマンス小説、つまり官能小説」

と言うフレーズをよく見かけます。

 

もともと女性向けのエッチな小説は『ホットなロマンス小説』と定義されておりましたので、もしかしたら男性と同じく官能小説というククリになってしまったのでしょうか? 続きを読む ホットロマンスは『女性向け官能小説』に形を変えた?

ロマンス小説レーベル別1番人気ベストセラー作品

昨年春に行ったのはアマゾンのレビューで人気の高いホットロマンス小説10作品でしたが、今回はメジャーなホットロマンスレーベル(出版社)別の一番人気作品2015年度版です!

 

新作から旧作までベストセラーはレーベルによってまちまちです。良いものはいつの時代でも良いし、逸品はデビューした直後から爆発力がありますね!

ボーイズラブ(同性愛作品)にはレビューの書き出しに「BL作品です」と記述してあります。 続きを読む ロマンス小説レーベル別1番人気ベストセラー作品

これはホットを超えた官能小説『秘密の扉、恋のルール 2』 (ハーレクインMIRA文庫)

  • エデン・ブラッドリー イライザ・アダムス アレグラ・ヴェルデ エメリア・エルムウッド ティファニー・ライス(著)
  •  仁嶋いずる 中野 恵 北園えりか 紫堂あき 藤峰みちか(翻訳)
  • 出版:ハーレクインMIRA文庫
  • 発売日:2014/5/13

 

秘密の扉、恋のルール Ⅱ

 

昨年発売したホットロマンス小説の中で紹介していなかったお勧めの一冊がありましたので遅ればせながらご紹介いたします。先に申し上げておきますがハーレクインの作品と思って油断してはいけない一冊になります。 続きを読む これはホットを超えた官能小説『秘密の扉、恋のルール 2』 (ハーレクインMIRA文庫)

これが噂の鬼ごっこロマンス小説『嵐のような愛に拘束されて』

  • ローズマリー・ロジャーズ (著)
  • 荻窪やよい (翻訳)
  • 発売日:2014/9

 

嵐のような愛に拘束されて

 

偽りの婚約シリーズ。前作偽りの婚約のヒーローの双子の兄のお話です。

表向きは伯爵家の娘だが、レオニーダの実の父はロシアの皇帝だ。彼女の母親がいまは亡き公爵夫人にあてた手紙が皇帝の不利になるかもしれないと心配したこ とから、レオニーダはその手紙を取り戻すために英国のハントリー公爵領に送られる。彼女の滞在を受け入れたものの、ロンドンの社交シーズンが終わったい ま、なぜレオニーダは英国のサリーに来たのかと、公爵のスティーブンは疑問に思う。自分が結婚相手として好ましいと思われているわけではないだろうし、 きっと彼女にはなにかべつの目的があるはずだと感じ…。

 

前作を読んだ人ならわかるかもしれませんが、とにかくガムシャラGoing My wayな弟と同じ兄弟だなぁと思わせる兄さん。ただ、お兄さんのほうが弟よりも全然ダメダメすぎて愛着がわきます。

この兄さんが逃げる姫を追いかける追いかける。それはもうしつこいくらい。あまりしつこいヒーローが苦手な人にはきつい展開かもしれませんね。

登場するキャラ設定がかなり凝っていて飽きさせません。舞台も次々に変わっていくのですけど、目まぐるしさを全然感じさせず、本当に飽きさせない展開です。

肝心のホットなシーンは・・・やはりボディス破りが見もの?本作のヒロインはロシアのとても高貴なお姫様。

気品あふれる高貴なお嬢様ですけど・・・弟もやっていましたが兄さんもやりますボディス破り^^;

あまり言ってしまうとネタバレになってしまいますのでこの辺で。

シリーズ三作目は乞食皇帝が主役になって大活躍しますので今作品が楽しかった人は是非!

 

2ちゃんの皆さんのレビュー

ヒーローに今流行りの「壁ドン」されたり「最強のカード」を出されても
なかなか落ちません。
追いかけっこが楽しい作品でした

美味しいところに出てくる3作目のヒーロー。ロシア裏社会の皇帝が凄く
気になるので早く出して下さい~

 

これから読もうと思ってた所だけど、面白いのね!楽しみ!

 

なかなか落ちないヒロイン。
そして「追いかけっこ」
・・もちろんヒーローが追いかけるんですよね?
買っちゃおうかな。。

 

偽りの婚約は双子弟がヒロインを誘拐
嵐のような愛は双子兄の公爵がヒロインをどこまでもストーカー「公爵はなにやってもいいのだ」

この双子にふりまわされるボリスお疲れw

 

 R・ロジャースも復活したんだからボディス・リッパー小説の古典Prisoner of My Desire の出版をお願いしまーす狼と鳩や炎と花より評価が高いのに未訳なんてひどいわ~

 

昔「下着引き裂きもの」って言われてたね>ボディス・リッパー

 

乞食皇帝?というより
暗黒街の王子、冥界の王子のほうが訳として近いのでは…
マグノリアは翻訳と表紙のモデルがブサイクなのが気になる。

 

 

 

ホットすぎて過激!『誘惑は緑の瞳』エマ・ホリー (著)はほぼポルノ小説?

  • エマ・ホリー (著)
  • 原 三美子 (翻訳)
  • 発売日:2010/10/9

 

誘惑は緑の瞳

 

ホットなロマンス小説を紹介するブログでこの作品だけは紹介しなくては!

そんな作品が『誘惑は緑の瞳』です。

とにかく性描写が激しいです。しかもただ激しいだけの性描写なだけではなく、ゲイ同士、複数乱交、アブノーマルなどそのバリュエーションも豊富なことから、好きではない性描写を見ることになるかもしれません。

性に対して許容範囲の広い方のみお勧めの作品です。

 

著者について

この作品の著者であるエマ・ホリーはアメリカのニュージャージー州生まれ。十代のころからロマンス、エロティック、ファンタジーに大変興味を持ち、いわゆる官能小説の創作活動をしていたそうで、かなり目立った存在だったそうです。官能小説で注目を浴びるようになり、後にロマンス小説を書くようになりました。

 

当作品「誘惑は緑の瞳」

あらすじ

アリゾナ州の小さな町、フェアリーヴィルは昔から妖精の伝説が残る場所。この町で働くゾーイにも不思議な力を感じ取る能力がある。長いあいだ雇い主のマグナスに恋をしていたが、彼は特定の恋人を持つ気はないらしく、なぜか満月の晩にだけ、女性たちと一夜かぎりの関係を持つ。町の女性たちが次々と誘われる中、自分には声がかからないことに落ち込んでいたゾーイだったが、実は彼には大きな秘密があった…。マグナスは妖精の女王の息子で、人間界に滞在するためには、月に一度、関係を持った女性から心を預かって返さなくてはならないのだ。おまけに、その女性とは二度と関係を持つことはできない。ひそやかにゾーイを愛していたマグナスは、それゆえにゾーイだけは誘うことができなかったのだった。ところがある時、ゾーイのかつての恋人が私立探偵として町にやってきたことから、二人の関係は微妙に変化するように…。不思議な町フェアリーヴィルで巻き起こる、ロマンテイックでホットで刺激的な妖精譚。

 

amazonの声

エマ・ホリーの勇気あるセックスシーンには毎度驚かされますが、パラノーマルのちょっと危険なストーリーではなく、フェアリーテイルになっているので比較的楽しく読むことができます。
妖精の描写はとても可愛らしくて、ファンタジックです。
ヒロインのゾーイは、マグナス・アレックス・ブライアンといずれも男前な登場人物全員と、激しく交わります。そして彼らも。。。
激しい描写が苦手なかたは、ご注意いただくのがよいと思いますが、空想の世界に浸りたい方にはお勧め!です。

エロティック・ロマンスなので、好き嫌いが分かれると思います。
個人的には、苦悩するヒーローが好きなので、
思い悩むマグナスとアレックスがよかったです。

心霊相談が仕事で、妖精が友達のゾーイはマグナスに片思い。
人間の世界に逃げ込んだ、妖精の王子マグナス(妖精はかなり奔放です)も実はゾーイが好きですが、訳があって手が出せません。
ゾーイの元彼、アレックス(彼ははバイセクシュアルです)はいまだにゾーイへの想いを引きずっています。
アレックスの親友で仕事のパートナーのブライアンは、アレックスに片思い。
フェアリーヴィルで、元々複雑な関係がさらに複雑になっていきます。

 

かなりファンタジー要素が多めな感じで期待させてくれますね。

ネットの声

これはロマンスではない。っていうか途中でダウンしてしまいそう。私はBLありっと思ってなかったから、かなりがっっかり。BLは基本好きじゃないので!あらすじに惹かれたけど・・・内容は薄め。ただただエロい。内容重視な方はやめたほうがいい!

超ホットなファンタジー・ロマンスって説明だけど、、読み始めて、すぐに、えぇ?って感じで、びいっくりです。あまりにも激しくホットなシーンが続くし、タブー無しって感じで、BL系の好きでない方はご用心ですね・・・・。最後はまで読んで、やっと、あぁ、ロマンスなのかも・・・って感じです。まぁ、妖精ってことで、パラノーマルってことかも・・・・。

全体的な意見ではBL風なロマンス小説を期待して読むと、大火傷をおいそうです。ポルノ小説を読んでみたいけど、恥ずかしくてロマンスの枠から外れることができない・・と言った方は是非一度呼んでみては?

 

もう一度甘いささやきを (ルナブックス)

  • ミシェル・マイルズ&セリーナ・ベル (著)
  • 箸本 すみれ&芦原 夕貴 (翻訳)
  • 発売日:2013/11/29

 

もう一度甘いささやきを

 

大人のためのHOTでハッピーエンドな短編集「ルナブックス」第3弾。思いがけない出会いに揺れるヒロインの 2編収録。

大人のためのHOTでハッピーエンドな短編ラブストーリーレーベル「ルナブックス」第3弾。1作目は「電話の向こうの恋人」。過去につきあった男が最悪で、「もう恋なんてこりごり! 一生男なんていらない」が口癖のクラウディア。そんな彼女が、ある日突然、「運命の人」に出会ってしまう。長身で指が長くて、びくりするぐらいのいい男。思わずキスしたくなるぐらいチャーミングな唇を持ち、あごひげを生やしていて。クラウディアの妄想の中に現れる、まさに理想の男だった。ふたりはその日のうちに思いがけない再会を果たす。クラウディアはエッセイストだけれど、生活のためにテレフォンセックスでお金を得ていて、本当は恋愛もSEXもすっかりご無沙汰。そんなことをカレには知られたくなかったけれど、彼にも秘密があって……。2作目の「セカンド・チャンス」は、仕事優先のカレとの暮らしに疲れ果ててシアトルを飛び出し、N.Y.で新しい生活を送るエイミーの前に元カレが現れる。彼は今度こそ「君を大切にする」と言うけれど、もう傷つきたくなくて、彼の言葉を信じきることができない。

 

レビュー

2作品構成です。

大雑把に言うと、1作目テレフォンSEX、2作目仕事人間のお話です。

嫌なライバル登場!などはなく、気楽にスラスラ読めます。ライバルにハラハラしたい人には向いていないかもしれませんね。

1作目「電話の向こうの恋人」

テレフォンセックスが題材の恋愛話。男性がテレフォンセックス・・と言うのは聞きそうな話ですけど、女性がテレフォンセックスを、と言うのはちょっと驚きの設定。でもお金を稼ぐためにテレフォンセックスをやっていた。と言う設定も、テレフォンセックス自体を良く知りませんので「そうゆうものなの?」と言う感覚です。テレフォンセックスをしてお金をもらえるのが普通なのでしょうか。

実のところ、テレフォンセックスという変りダネに興味は抱きましたがこの作品自体は至ってよくあるストーリー・・と書くと手抜きっぽく聞こえますが本当に印象があまり残らない作品でした。

どちらかと言うと本編よりもテレフォンセックスのほうが気になってしまいましたのでちょっと調べてみました。

具体的に、女性がサクラだ!みたいな事は書いていませんがテレクラためになるツーショットダイヤルと言うサイトにテレクラやテレフォンセックスの記事がまとめられていました。読む限りではテレクラ、テレフォンセックスが出来る場所に男性は群がり、そこに女性が群がるという縮図がわかります。

そもそもテレフォンセックスでお客から直でお金をもらうのは難しそうですので何か仲介役があるのでは?と思ってさらに読み進めると、国内ではテレクラやテレフォンセックスができるツーショットダイヤルと言うサービスが良く使われている事がわかりました。

ツーショットダイヤルに関してはテレクラと謳いながら、テレフォンセックスに持っていき、時間稼ぎをする、と言うような女性が多いと言う事もなんとなくわかります。ツーショットダイヤルと言う番組で女性がサクラでは無いにしろ、マージンをもらえるような登録が存在しているのかなぁと思います。だいたいこの辺で好奇心は満腹になりましたので、実際に使ったりはしませんよ^^;

2作目「セカンド・チャンス」

こちらの作品は、普段私達の生活の中にある「あるある」な感じのシチュエーションが多く登場します。とても親近感が沸いて感情移入しやすい作品になっています。

実は『もう一度甘いささやきを』に収録のこのセカンド・チャンスですが、海外では有名なチケットホームトレインシリーズの5作品目になります。電車を中心に巻き起こるロマンス。

 

つまりこの作品もメインワードとなるのが電車でセカンド・チャンスでは”通勤電車”がステージになります。

仕事人間たちのヒューマンドラマなのですがロマンスありありでとてもホットな仕上がりになっています。同じ通勤電車でもちょっと海外と日本は肌感違うかな??というところもありますが、それを抜きにしても楽しく読めました。

今、毎日仕事に追わている人で恋愛がチグハグになりそうな人には是非読んでいただきたいな、と思える作品です。

 

エントワインド・ウィズ・ユー上巻(ベアード・トゥ・ユIII)【ベルベット文庫】

  • シルヴィア・デイ (著)
  • 中谷 ハルナ (翻訳)
  • ベルベット文庫
  • 発売日:2014/02/20

エントワインド・ウィズ・ユー上巻

世界中で大ヒットとなったベアード・トゥ・ユーの第三章となるエントワインド・ウィズ・ユー上巻のレビューです。

まず、第一章『ベアード・トゥ・ユー』第二章『リフレクテッド・イン・ユー』今回で第三章となる『エントワインド・ウィズ・ユー』となっております。

前々から気になって気になって、結局まだ読んでおりません(泣

 

あらすじ

ティーンエイジャーだったエヴァに、繰り返し酷い行為を強い、彼女の人生に暗い影を投げかけていた義兄ネイサンは死んだ。ギデオンが自分のために払ってくれた犠牲の大きさを思うと、エヴァの心中には言い尽くせないほどの愛が膨れあがる。だが同時に、彼女のことを考えて計算ずくで距離を置いたギデオンに、エヴァの心は傷ついてもいた。ギデオンの周辺を執拗に探る女性レポーターも現れて…。物語は佳境に入り、サスペンスフルに展開。シリーズ第三章。

 

今回は他力本願に、様々なレビューを参考にしてみます@^^@

amazonの声

今回もドキドキする文章と切ないストーリーがステキでした。
早く続刊が読みたいです!!

これは期待できそうですね。

ネットの声

ギデオンの行動の謎が明かされつつあるけど、次から次へと二人に問題や試練が。前作で離れて地獄を感じていた部分を取り戻すかのように、上巻はいちゃいちゃが多い。でも、キュンキュンと読まずにはいられない…♪

ホットさはあるようで、ますます読みたい作品です。でも第一章のベアード・トゥ・ユから読まないとだめかなー。

3部作で終わりだと思って「エヴァとギデオン」の2人が幸せになるんだろうなって思っていたら、後書きを読んだら5部作までひっぱるとは・・・「フィフティ・シェイズ」のように3部作くらいが丁度いいと思うんだけど。 今回の上巻はそんなに内容があったようには思えないよ~?無理やり話しを伸ばしている感じがするし。 うーん、微妙な感じ

5作まであるのですね・・、これはゆっくり読んでいきたいです。

上下巻読み終わって・・・面白かった!しかしエロ場面が多すぎて胸焼けしそう。エロを1/3減らして、両親やケアリーのことをもっと書いてくれてもよかったんじゃ。それは次巻以降か?

エロ場面が多すぎ!悪くないと思います。ホットロマンスが好きな人には。

次々と二人に襲い掛かる事件やハラハラする展開が個人的には好きなので、ただただいちゃつくばかりよりは何かしらのトラブルが起こる恋愛模様が見られる作品は素敵だと思います。
ただ5部作とすることにして、事件やトラブルを引き起こして話を伸ばし伸ばしにしているようにも思えなくもないですね。これは作者の意向というよりは、出版社の狙いがある程度あるのかなと感じました。

そうです。ただホットなだけじゃなくて、ベースがしっかりしてそうなところがこの作品に期待できるところ。AVじゃないのですから、しっかりしたストーリーが肝心。

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』読者(えびまよんさん)の感想

映画化も決定している超ミリオンヒットの官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を以前ご紹介しましたが、読者から生の感想文が届きましたので掲載致します。
他、掲載されていない作品の感想文も募集しておりますのでどしどし投稿してください。

→感想文投稿はこちらで募集中!


 

投稿:えびまよん さん

この感想には、ネタばれが含まれますのでご注意ください。

 

フィフティシェイズシリーズは、グレイ、ダーカ―、フリードの三部作で、全世界で8000万部以上売り上げた、大人気の作品です。
ママ向けのSM小説という名目らしいです。
私はママでもないし20台の前半の女性ではありますが、楽しく読むことが出来ました。

しかし、読み始めたきっかけは、表紙がカッコいいなと思ったことだったので、中身を読んだらどエロくてびっくりしたことを覚えています。
しかし、面白くてあっという間に読み終わってしまいました。
私は普段恋愛小説も読みませんし、SMを舞台にした作品も勿論読んだことが無かったので、読んでいくうちにかなりドキドキしました。

しかし、前篇SMかというと、そういうわけではありません。
最初のほうは確かにその色は強いと思いますが、後半に行くたび、その色は薄くなります。
SEXは確かに多いです。
屋外でも小屋みたいなところでも、結構お構いなしでやっています。

しかし、男性が毎回律儀にゴムをしているところは好感が持てました。
世の男性にも見習ってほしいです。

この小説の主人公は、女子大生のアナです。
友人の代わりに、会社社長であるグレイの取材に行き、そこでグレイに見染められたというかんじです。
実は最後の最後に、グレイ視点のお話があり、アナと初めて会ったときにどう思っていたのかが描かれているのですが、一言で言えば、けしからん!です。

最後二人は結ばれるのでまだ笑えますが、もし違ったら只の変質者です。
口に出して言っているわけではありませんが、相当けしからんことを言っています。
しかし、ただのエッチな小説ではありません。
何がグレイをSMへ走らさせたのかが書かれているのですが、彼、結構壮絶な人生を歩んでいます。
今でこそ華やかな世界にいますし、素敵な家族に囲まれていますが、グレイは実はトラウマの固まりのような人なのです。
それを解きほぐしていくのがアナになるのですが、触られるだけでも拒否反応を示してしまうグレイには、胸が痛くなりました。
しかし、今まで本気で愛した女性がいなかったグレイがアナを愛するようになり、トラウマを克服しようと奮闘します。
彼は自分を孤独だと思いこんでいる節があるのですが、全くそんな事はありません。
それに気付くのは結構後になるのですが。
グレイは大企業の社長ということもあって、側にいるアナは何かと狙われます。
その中で彼女がどうグレイを支え、グレイは彼女を守ろうとするのか、皆さんに見とどけてもらいたいです。

 

えびまよんさん、ご投稿ありがとうございます!ちょっと変態チックな感じは新鮮ですよね。
ますますフィフティ・シェイズ・オブ・グレイが気になってきてしまったではないですか^^;