ホットすぎて過激!『誘惑は緑の瞳』エマ・ホリー (著)はほぼポルノ小説?

  • エマ・ホリー (著)
  • 原 三美子 (翻訳)
  • 発売日:2010/10/9

 

誘惑は緑の瞳

 

ホットなロマンス小説を紹介するブログでこの作品だけは紹介しなくては!

そんな作品が『誘惑は緑の瞳』です。

とにかく性描写が激しいです。しかもただ激しいだけの性描写なだけではなく、ゲイ同士、複数乱交、アブノーマルなどそのバリュエーションも豊富なことから、好きではない性描写を見ることになるかもしれません。

性に対して許容範囲の広い方のみお勧めの作品です。

 

著者について

この作品の著者であるエマ・ホリーはアメリカのニュージャージー州生まれ。十代のころからロマンス、エロティック、ファンタジーに大変興味を持ち、いわゆる官能小説の創作活動をしていたそうで、かなり目立った存在だったそうです。官能小説で注目を浴びるようになり、後にロマンス小説を書くようになりました。

 

当作品「誘惑は緑の瞳」

あらすじ

アリゾナ州の小さな町、フェアリーヴィルは昔から妖精の伝説が残る場所。この町で働くゾーイにも不思議な力を感じ取る能力がある。長いあいだ雇い主のマグナスに恋をしていたが、彼は特定の恋人を持つ気はないらしく、なぜか満月の晩にだけ、女性たちと一夜かぎりの関係を持つ。町の女性たちが次々と誘われる中、自分には声がかからないことに落ち込んでいたゾーイだったが、実は彼には大きな秘密があった…。マグナスは妖精の女王の息子で、人間界に滞在するためには、月に一度、関係を持った女性から心を預かって返さなくてはならないのだ。おまけに、その女性とは二度と関係を持つことはできない。ひそやかにゾーイを愛していたマグナスは、それゆえにゾーイだけは誘うことができなかったのだった。ところがある時、ゾーイのかつての恋人が私立探偵として町にやってきたことから、二人の関係は微妙に変化するように…。不思議な町フェアリーヴィルで巻き起こる、ロマンテイックでホットで刺激的な妖精譚。

 

amazonの声

エマ・ホリーの勇気あるセックスシーンには毎度驚かされますが、パラノーマルのちょっと危険なストーリーではなく、フェアリーテイルになっているので比較的楽しく読むことができます。
妖精の描写はとても可愛らしくて、ファンタジックです。
ヒロインのゾーイは、マグナス・アレックス・ブライアンといずれも男前な登場人物全員と、激しく交わります。そして彼らも。。。
激しい描写が苦手なかたは、ご注意いただくのがよいと思いますが、空想の世界に浸りたい方にはお勧め!です。

エロティック・ロマンスなので、好き嫌いが分かれると思います。
個人的には、苦悩するヒーローが好きなので、
思い悩むマグナスとアレックスがよかったです。

心霊相談が仕事で、妖精が友達のゾーイはマグナスに片思い。
人間の世界に逃げ込んだ、妖精の王子マグナス(妖精はかなり奔放です)も実はゾーイが好きですが、訳があって手が出せません。
ゾーイの元彼、アレックス(彼ははバイセクシュアルです)はいまだにゾーイへの想いを引きずっています。
アレックスの親友で仕事のパートナーのブライアンは、アレックスに片思い。
フェアリーヴィルで、元々複雑な関係がさらに複雑になっていきます。

 

かなりファンタジー要素が多めな感じで期待させてくれますね。

ネットの声

これはロマンスではない。っていうか途中でダウンしてしまいそう。私はBLありっと思ってなかったから、かなりがっっかり。BLは基本好きじゃないので!あらすじに惹かれたけど・・・内容は薄め。ただただエロい。内容重視な方はやめたほうがいい!

超ホットなファンタジー・ロマンスって説明だけど、、読み始めて、すぐに、えぇ?って感じで、びいっくりです。あまりにも激しくホットなシーンが続くし、タブー無しって感じで、BL系の好きでない方はご用心ですね・・・・。最後はまで読んで、やっと、あぁ、ロマンスなのかも・・・って感じです。まぁ、妖精ってことで、パラノーマルってことかも・・・・。

全体的な意見ではBL風なロマンス小説を期待して読むと、大火傷をおいそうです。ポルノ小説を読んでみたいけど、恥ずかしくてロマンスの枠から外れることができない・・と言った方は是非一度呼んでみては?

 

もう一度甘いささやきを (ルナブックス)

  • ミシェル・マイルズ&セリーナ・ベル (著)
  • 箸本 すみれ&芦原 夕貴 (翻訳)
  • 発売日:2013/11/29

 

もう一度甘いささやきを

 

大人のためのHOTでハッピーエンドな短編集「ルナブックス」第3弾。思いがけない出会いに揺れるヒロインの 2編収録。

大人のためのHOTでハッピーエンドな短編ラブストーリーレーベル「ルナブックス」第3弾。1作目は「電話の向こうの恋人」。過去につきあった男が最悪で、「もう恋なんてこりごり! 一生男なんていらない」が口癖のクラウディア。そんな彼女が、ある日突然、「運命の人」に出会ってしまう。長身で指が長くて、びくりするぐらいのいい男。思わずキスしたくなるぐらいチャーミングな唇を持ち、あごひげを生やしていて。クラウディアの妄想の中に現れる、まさに理想の男だった。ふたりはその日のうちに思いがけない再会を果たす。クラウディアはエッセイストだけれど、生活のためにテレフォンセックスでお金を得ていて、本当は恋愛もSEXもすっかりご無沙汰。そんなことをカレには知られたくなかったけれど、彼にも秘密があって……。2作目の「セカンド・チャンス」は、仕事優先のカレとの暮らしに疲れ果ててシアトルを飛び出し、N.Y.で新しい生活を送るエイミーの前に元カレが現れる。彼は今度こそ「君を大切にする」と言うけれど、もう傷つきたくなくて、彼の言葉を信じきることができない。

 

レビュー

2作品構成です。

大雑把に言うと、1作目テレフォンSEX、2作目仕事人間のお話です。

嫌なライバル登場!などはなく、気楽にスラスラ読めます。ライバルにハラハラしたい人には向いていないかもしれませんね。

1作目「電話の向こうの恋人」

テレフォンセックスが題材の恋愛話。男性がテレフォンセックス・・と言うのは聞きそうな話ですけど、女性がテレフォンセックスを、と言うのはちょっと驚きの設定。でもお金を稼ぐためにテレフォンセックスをやっていた。と言う設定も、テレフォンセックス自体を良く知りませんので「そうゆうものなの?」と言う感覚です。テレフォンセックスをしてお金をもらえるのが普通なのでしょうか。

実のところ、テレフォンセックスという変りダネに興味は抱きましたがこの作品自体は至ってよくあるストーリー・・と書くと手抜きっぽく聞こえますが本当に印象があまり残らない作品でした。

どちらかと言うと本編よりもテレフォンセックスのほうが気になってしまいましたのでちょっと調べてみました。

具体的に、女性がサクラだ!みたいな事は書いていませんがテレクラためになるツーショットダイヤルと言うサイトにテレクラやテレフォンセックスの記事がまとめられていました。読む限りではテレクラ、テレフォンセックスが出来る場所に男性は群がり、そこに女性が群がるという縮図がわかります。

そもそもテレフォンセックスでお客から直でお金をもらうのは難しそうですので何か仲介役があるのでは?と思ってさらに読み進めると、国内ではテレクラやテレフォンセックスができるツーショットダイヤルと言うサービスが良く使われている事がわかりました。

ツーショットダイヤルに関してはテレクラと謳いながら、テレフォンセックスに持っていき、時間稼ぎをする、と言うような女性が多いと言う事もなんとなくわかります。ツーショットダイヤルと言う番組で女性がサクラでは無いにしろ、マージンをもらえるような登録が存在しているのかなぁと思います。だいたいこの辺で好奇心は満腹になりましたので、実際に使ったりはしませんよ^^;

2作目「セカンド・チャンス」

こちらの作品は、普段私達の生活の中にある「あるある」な感じのシチュエーションが多く登場します。とても親近感が沸いて感情移入しやすい作品になっています。

実は『もう一度甘いささやきを』に収録のこのセカンド・チャンスですが、海外では有名なチケットホームトレインシリーズの5作品目になります。電車を中心に巻き起こるロマンス。

 

つまりこの作品もメインワードとなるのが電車でセカンド・チャンスでは”通勤電車”がステージになります。

仕事人間たちのヒューマンドラマなのですがロマンスありありでとてもホットな仕上がりになっています。同じ通勤電車でもちょっと海外と日本は肌感違うかな??というところもありますが、それを抜きにしても楽しく読めました。

今、毎日仕事に追わている人で恋愛がチグハグになりそうな人には是非読んでいただきたいな、と思える作品です。

 

エントワインド・ウィズ・ユー上巻(ベアード・トゥ・ユIII)【ベルベット文庫】

  • シルヴィア・デイ (著)
  • 中谷 ハルナ (翻訳)
  • ベルベット文庫
  • 発売日:2014/02/20

エントワインド・ウィズ・ユー上巻

世界中で大ヒットとなったベアード・トゥ・ユーの第三章となるエントワインド・ウィズ・ユー上巻のレビューです。

まず、第一章『ベアード・トゥ・ユー』第二章『リフレクテッド・イン・ユー』今回で第三章となる『エントワインド・ウィズ・ユー』となっております。

前々から気になって気になって、結局まだ読んでおりません(泣

 

あらすじ

ティーンエイジャーだったエヴァに、繰り返し酷い行為を強い、彼女の人生に暗い影を投げかけていた義兄ネイサンは死んだ。ギデオンが自分のために払ってくれた犠牲の大きさを思うと、エヴァの心中には言い尽くせないほどの愛が膨れあがる。だが同時に、彼女のことを考えて計算ずくで距離を置いたギデオンに、エヴァの心は傷ついてもいた。ギデオンの周辺を執拗に探る女性レポーターも現れて…。物語は佳境に入り、サスペンスフルに展開。シリーズ第三章。

 

今回は他力本願に、様々なレビューを参考にしてみます@^^@

amazonの声

今回もドキドキする文章と切ないストーリーがステキでした。
早く続刊が読みたいです!!

これは期待できそうですね。

ネットの声

ギデオンの行動の謎が明かされつつあるけど、次から次へと二人に問題や試練が。前作で離れて地獄を感じていた部分を取り戻すかのように、上巻はいちゃいちゃが多い。でも、キュンキュンと読まずにはいられない…♪

ホットさはあるようで、ますます読みたい作品です。でも第一章のベアード・トゥ・ユから読まないとだめかなー。

3部作で終わりだと思って「エヴァとギデオン」の2人が幸せになるんだろうなって思っていたら、後書きを読んだら5部作までひっぱるとは・・・「フィフティ・シェイズ」のように3部作くらいが丁度いいと思うんだけど。 今回の上巻はそんなに内容があったようには思えないよ~?無理やり話しを伸ばしている感じがするし。 うーん、微妙な感じ

5作まであるのですね・・、これはゆっくり読んでいきたいです。

上下巻読み終わって・・・面白かった!しかしエロ場面が多すぎて胸焼けしそう。エロを1/3減らして、両親やケアリーのことをもっと書いてくれてもよかったんじゃ。それは次巻以降か?

エロ場面が多すぎ!悪くないと思います。ホットロマンスが好きな人には。

次々と二人に襲い掛かる事件やハラハラする展開が個人的には好きなので、ただただいちゃつくばかりよりは何かしらのトラブルが起こる恋愛模様が見られる作品は素敵だと思います。
ただ5部作とすることにして、事件やトラブルを引き起こして話を伸ばし伸ばしにしているようにも思えなくもないですね。これは作者の意向というよりは、出版社の狙いがある程度あるのかなと感じました。

そうです。ただホットなだけじゃなくて、ベースがしっかりしてそうなところがこの作品に期待できるところ。AVじゃないのですから、しっかりしたストーリーが肝心。

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』読者(えびまよんさん)の感想

映画化も決定している超ミリオンヒットの官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を以前ご紹介しましたが、読者から生の感想文が届きましたので掲載致します。
他、掲載されていない作品の感想文も募集しておりますのでどしどし投稿してください。

→感想文投稿はこちらで募集中!


 

投稿:えびまよん さん

この感想には、ネタばれが含まれますのでご注意ください。

 

フィフティシェイズシリーズは、グレイ、ダーカ―、フリードの三部作で、全世界で8000万部以上売り上げた、大人気の作品です。
ママ向けのSM小説という名目らしいです。
私はママでもないし20台の前半の女性ではありますが、楽しく読むことが出来ました。

しかし、読み始めたきっかけは、表紙がカッコいいなと思ったことだったので、中身を読んだらどエロくてびっくりしたことを覚えています。
しかし、面白くてあっという間に読み終わってしまいました。
私は普段恋愛小説も読みませんし、SMを舞台にした作品も勿論読んだことが無かったので、読んでいくうちにかなりドキドキしました。

しかし、前篇SMかというと、そういうわけではありません。
最初のほうは確かにその色は強いと思いますが、後半に行くたび、その色は薄くなります。
SEXは確かに多いです。
屋外でも小屋みたいなところでも、結構お構いなしでやっています。

しかし、男性が毎回律儀にゴムをしているところは好感が持てました。
世の男性にも見習ってほしいです。

この小説の主人公は、女子大生のアナです。
友人の代わりに、会社社長であるグレイの取材に行き、そこでグレイに見染められたというかんじです。
実は最後の最後に、グレイ視点のお話があり、アナと初めて会ったときにどう思っていたのかが描かれているのですが、一言で言えば、けしからん!です。

最後二人は結ばれるのでまだ笑えますが、もし違ったら只の変質者です。
口に出して言っているわけではありませんが、相当けしからんことを言っています。
しかし、ただのエッチな小説ではありません。
何がグレイをSMへ走らさせたのかが書かれているのですが、彼、結構壮絶な人生を歩んでいます。
今でこそ華やかな世界にいますし、素敵な家族に囲まれていますが、グレイは実はトラウマの固まりのような人なのです。
それを解きほぐしていくのがアナになるのですが、触られるだけでも拒否反応を示してしまうグレイには、胸が痛くなりました。
しかし、今まで本気で愛した女性がいなかったグレイがアナを愛するようになり、トラウマを克服しようと奮闘します。
彼は自分を孤独だと思いこんでいる節があるのですが、全くそんな事はありません。
それに気付くのは結構後になるのですが。
グレイは大企業の社長ということもあって、側にいるアナは何かと狙われます。
その中で彼女がどうグレイを支え、グレイは彼女を守ろうとするのか、皆さんに見とどけてもらいたいです。

 

えびまよんさん、ご投稿ありがとうございます!ちょっと変態チックな感じは新鮮ですよね。
ますますフィフティ・シェイズ・オブ・グレイが気になってきてしまったではないですか^^;

 

ロマンス小説をスマホアプリで!『真珠の耳飾りの男』

みなさん、ついにスマートフォンアプリでBLロマンス小説を読めるようになりました!

真珠の首飾りの男タイトル

『真珠の耳飾りの男』

ご存知でしょうか?

iPhone、Androidの無料アプリです。

※真珠の耳飾りの少女(2003年の映画/英=ルクセンブルク)とは無関係です。

 

キャッチフレーズ

『これはポルノ、それとも純文学!?』

 

ちょっとだけストーリー紹介

美大生油絵科専攻の「私」が絵のモデルを探しているときに現れた、スーツ姿の年上の男。
彼は言った。
「私の肖像画を描いてください。謝礼は要りません。ただし、この耳飾りを描いてください」
亡き妻が残した耳飾り。その真珠の耳飾りは彼の左耳に呪いとも思える不思議な光を秘めてはめられていた―――。
2年前に亡くなった男の妻“カナコ”は「私」と同じ大学に通う美大生だったという。年が離れた、静かな声で話す男を「私」はいつしか愛し始めていた。
「私」が彼に提案した秘密の約束、それは男がアトリエに通う度に抱いてもらうこと。
「あなたの耳から離れない真珠が、カナコさんのかけた呪いだとしたら、カナコさんの気持ちにならないと描けない」
男とのセックスは今まで「私」が経験した事の無いめくるめく深い恍惚をもたらすものだった……。

 

ひえ~~っ すごくホット!そして奥深いストーリー。これは読み応えありそうです。

そしてさすがアプリと言えるところが、主人公の名前を自分の名前にカスタマイズ!!

名前カスタム

 

興味が沸いた人は是非ネットで検索してアプリで遊んでみましょう。

 

タイトル 真珠の耳飾りの男
メーカー KOYONPLETE
価格 無料
ソフトバージョン 1.0.0
公開日 Android 2013年12月25日

iPhone 2014年1月14日

ハード Android 2.3以降

iOS 5.0 以降

iPhone、iPad および iPod touch 対応。

コピーライト (C)KOYONPLETE Inc.

 

追記:

2015/2/5

Apple StoreもGoogle Playからも消えてしまっていました。

 

ホットすぎてOUT!になったのかも・・・・。

 

読者のつむつむさんからのご指摘で気づきました><;

現在はハピレスで購読できるようです。

ハピレス版『真珠の首飾りの男』はこちら

つむつむさん、情報提供ありがとうございます!

ロマンス小説人気作品ランキングベスト10!

ロマンス小説って何を買えば良いのか悩みますよね~。

ということで、アマゾンのレビューで人気の高い10作品をご紹介します!

さすがに人気作品なだけあってレビューも絶賛の嵐!

ネタバレしないよう、レビューを一部抜粋していますので参考にして下さい。

ボーイズラブ(同性愛作品)にはレビューの書き出しに「BL作品です」と記述してあります。

 

 

まずは

トップ10位から!

漆黒の血のダンス
出版:アニタ・ブレイク・シリーズ
作者:ローレル・K・ハミルトン、 小田麻紀
レビュー:
最新作が各ベストセラーリストで1位を獲得するほどの大人気シリーズとなった。
終盤で誰とベッドへいくか?私は3人でかも思ってましたが違いました。
官能度4 期待してください。
やっぱり最後はハードボイルド全開です。
ジャン・クロード信者なので出番があるとうれしいです。
グロさと怖さはシリーズナンバーワンの巻かも・・・。

 

トップ9位!

放蕩者に魅せられて
出版:ラベンダーブックス
作者:メアリー・ジョー・パトニー、 中村藤美
レビュー:
そんじょそこらの中身のないロマンスじゃ太刀打ちできない、良質の大人のロマンス。
寝る前にちょっと読もうと思って手にしたが最後、気がついたら夢中で読了
これが89年に書かれたロマンスとは驚きです。
今までに読んだことのない類のリージェントです。
いわゆる「ロマンス小説ファン」ではない私にとっても、読み応え十分の作品でした。

 

トップ8位!

運命を告げる恋人
出版:二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション
作者:J. R. ウォード、 安原 和見
レビュー:
全米No.1のヴァンパイア・ロマンス!
終盤はまさに「うそー!」という展開で、続きが気になって仕方ありません。早く四作目が読みたいです。
ラストの幸福な描写がすごく温かくて、うっとりとため息をついてしまい、次はどの本を読めばいいのー?とわからなくなってしまいました。
そして本編の展開も意外且つ残酷な方向に…。
本シリーズの大ファンです。

 

トップ7位!

神さまには誓わない
出版:リンクスロマンス
作者:英田 サキ、 円陣 闇丸
レビュー:
BL作品です。
表題作「神さまには誓わない」は、上述のBL作品のお約束を守った「●●エンド」かどうかはわかりません。
本作は同社から出版されている『ファラウェイ』のスピンオフですが、そちらを読まなくても十分話は理解できるかと思います。
自分より相手を大事に思う心、我が子を愛する心。普遍的な題材かもしれないけど、心に響く表現が沢山ありました。
途中から感情移入しつつ読んでしまいました。
人が産まれて、生きて、死んでゆく、その過程をヒシヒシと感じさせてくれる素敵なお話でした。
読み終わった後に巻頭カラーを見るとさらに泣けてくる!

 

トップ6位!

奪還の代償~約束の絆~
出版:リンクスロマンス
作者:六青 みつみ、 葛西 リカコ
レビュー:
健気さと災難度と聖獣のかわいらしさではダントツではないでしょうか
代償シリーズどれも大好きです。
大好きな作家さんです。50過ぎてもファンタジーが好きでたまりません。
次は獣攻め×騎士受けだそうで、これはかなり気になります!

 

トップ5位!

永遠なる時の恋人
出版:二見文庫 ウ 7-2 ザ・ミステリ・コレクション
作者:J. R. ウォード、 安原 和見
レビュー:
どきどき、はらはら、胸がキュンとなる作品でした。
ここ数年間で読んだ中ではダントツに面白いです。
シリーズ第二弾。前巻で世界観や設定を把握していますので「知識仕入れ」がない分物語に没頭出来ます。
続けて邦訳してって欲しいと願います。

 

トップ4位!

天狗の花帰り
出版:二見シャレード文庫
作者:高尾 理一、 南月 ゆう
レビュー:
BL作品です。
とにかく前作以上にラブラブ、エロエロな二人がこの一冊にすし詰め状態。
何だか妙に感動させられたりして、ちょっと予想外。エロいだけじゃありません(笑)。
BLというジャンルは本当に楽しいと実感できる作品です。
ファンタジーならではのややこ設定に、ややこにまでも妬きもちを妬いてしまう剛籟坊、完璧に理想です。
身悶えするぐらい甘い。

 

トップ3位!

甘い水 2
出版:リンクスロマンス
作者:かわい 有美子、 北上 れん
レビュー:
BL作品です。
冒頭からテンションは高くなく、かといってフラットな仕上がりでもなく。心情を多く盛り込んだ内容でした。
兎に角、受けがカッコイい!誘い受けに、攻はメロメロですね!
恋愛と事件とのバランスも非常に良かったです。
しばらく余韻に浸れそう・・・
寮の部屋で試そうなんてまた危なっかしいことを。
泣かされました。
されている事を、そして自分も愛していることを、実感して涙を流す遠藤に会えて本当によかった!!

 

トップ2位!

忘れないでいてくれ
出版:リンクスロマンス
作者:夜光 花、 朝南 かつみ
レビュー:
BL作品です。
クールな美貌の下に苛烈な性格を隠した詐欺師まがいの青年。夜光作品のメインカップルとしては異色と言えます。
サスペンス要素や濃厚なエロ描写といったいつもの夜光さんテイストも満載です。
ミステリーと恋愛とエロと、配分がよくてどれも満足です。
初めての夜光花さん作品でしたが、とっても面白かった!
英田サキさん『エス』の椎葉みたく、負けん気の強い受って大好き♪
設定が面白くスリルがある展開で楽しめた。
この作品からホモを取って、スペクタクラーにしたら、ハリウッド映画でもいける設定。笑

 

気になるロマンス小説
堂々の第1位!

放水開始!~許可証をください !6巻
出版:二見シャレード文庫
作者:烏城 あきら、 文月 あつよ
レビュー:
BL作品です。
もしかしたらもうこのシリーズには会えないのかも…。
そんな不安を漠然と抱きながら、数年過ごしたファンの皆様。
待望の6巻です。書店で表紙を見た瞬間、食いつきました。
主人公の二人だけじゃない、味のある上司・成長してゆく後輩・営業マンの苦労・カミングアウトされた家族……すべてのキャラが「生きて」います。
7巻はいつ 出るのでしょう?
オモシロイの一言です。

 

 

 

以上のようになりました~。

読んでみたい作品郡ですね。

 

 

 

 

世界1億購読者超えの官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」とは?

ついに世界で1億人の購読者を越えた官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。1億人以上に読まれているとなればロマンス小説として恥じることなく女性でも読むことができちゃいますよね。

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は映画化も決定!すでに撮影が終了しています。

主役はクリスチャン・グレーと、アナスターシャ・スティールの2人。

あまり聞いた事が無いですよね?

それもそのハズで、場合によっては役者イメージが低下する可能性があるのでメジャーの大物からは断られてしまったようです。

 

さて、問題のストーリーはと言うと、超大金持ちの若手企業家が普通の純真な女子大生をSMの世界に誘ってしまうというもの。

作品内の性描写が非常にエロティックなのですが、なぜか男性より女性に大人気になってしまいました。

 

エマ・ワトソンいわく「ママさん向けポルノ」だそうです。

もっと詳しく言うと内容は純愛。そこに彼の性癖に手を縛ったり目隠しをしたりとSM要素が入っていると言うものでロマンス小説から少し過激な方向に行っています。

昔にも同じような状況、エロティック表現の作品でヒットしたもので、ミッキー・ローク主演の『ナインハーフ』がありますが、かなり近いトレンドのような気がします。

ちなみに主演のミッキーロークとキムベイシンガーは同作品のヒットによってハリウッドスターの座を手に入れました。

 

それとフィフティ・シェイズ・オブ・グレイの作品誕生秘話がまた面白いもので、なんと原作はごく普通の主婦。ネットで趣味感覚に小説を書いて投稿していた作品が元なのです。メジャー出版社から出版されるとものすごい勢いで火がつき大ヒット!

まるで夢のようなお話ですよね。

是非読んでみてはいかがでしょうか?

 


こちらの記事でご紹介させて頂きました官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の読者感想文投稿がありました!

感想をどうぞご覧下さい

⇒『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
2014/7/1
(えびまよんさん)の感想文

 

ホットなBL(ボーイズラブ)小説

ロマンス小説からちょっとはずれてしまうかもしれませんがBL(ボーイズラブ)を外すことはできません。

ここ最近は特にサラリーマン系のBLが流行っているようですね。

 

BLって何?

ボーイズラブです。

「男の子好き!」って初めて聞いたら意味わかりませんよね。

どうゆうことかと言いますと、

好き!って言っているのも男の子なんです。つまり男の子が男の子に好き!っていってるのがBLです。

 

ちなみに読者は女性?男性?

実は9割以上、と言いますか99%の読者が女性だそうです。残りの1%の男子は・・

 

榎田尤利

凪良ゆうさん

崎谷はるひさん

英田サキ

最近人気のBL小説作家さんだそうです。

 

ダブル・ファンタジー・著者名村山由佳

ロマンス小説ではないけれど気になった作品があったのでご紹介。

『ダブル・ファンタジー』

著者:村山由佳

 

文学小説の中に描かれている官能部分が最高にキワドイ作品です。

読んでいて赤面してしまいます。

村山由佳さんは「星々の舟」で直木賞作家になられた女流作家。

本物作家さんが描く性描写が気になります。

 

~ 作品内の1フレーズ ~

 

「乳房を柔らかく揉みしだき、先端をつまんでみた。痒いようなもどかしさが走る。

親指と中指で、こよりを縒り合わせるように力を加えてやると、下腹部全体にじわりと熱が満ちた。

ああ・・・ほどけていく。体の奥の結び目が、緩んで、潤んで、ほどけていく。。」

 

実にエッチですが、なんとも奥ゆかしさのある文学的な表現です。

官能小説と間違えてしまいそうですが、作品がしっかりしていて全体を通して読むと少しもエロさを感じさせません。

作品の主人公は「35歳で既婚の人気女流脚本家」という設定。

主人公の性に対する執着、性癖が赤裸々につづられている作品ですが、作者の村山由佳さんは性的なことはご法度な環境で育てられ、さらに結婚後の性生活も夫からの一方通行なものだった。と語っているところも興味深いです。

 

ともかく半端なエッチさではない作品です。

性描写に胸やけさえうったえる人がおりますので、さほど性に興味が無い人や性に目覚めたいという要求のある人以外にはオススメできません。

自己責任で読んでください。

 

 

性描写の高いロマンス小説

おはよう。こんにちは?こんばんはかな?

このブログはロマンス小説でエッチな表現が強い作品を紹介いたします。

ハーレクインのような市販されているような文庫からネット小説まで幅広く紹介いたします。

 

過度な性描写の作品を紹介しますので

できれば18歳未満の方はまだ読まれないほうが宜しいかと思います。

 

カテゴリジャンルはできるだけ分けて行きたいと思いますが、カテゴリのほかにタグなんてものがありまして、どちらにしようかまだ迷っています。。

その辺りにつきましてはご要望に合わせて変化させて参りたいと思いますので、気軽にご要望頂けましたら嬉しいです。

当ブログを進めていくにあたりまして、不躾ながら性について少々理解を頂こうかと思いますので少々お付き合い下さい。

 

 

 

男女の性、セックスとは

 

 

一人の人間では成り立たないもの。

 
野生動物と同じ行動であり、子孫を残すために行うもの。

それは祖先からつながる長すぎるチェーン。

 

そのチェーンを繋ぎとめるリング。

そのリングがセックス。

 

性の根幹。

 

それは無意識に。

愛する人がいれば抱きしめる。

泣く子がいればいれば、やはり抱きしめる。

 

男女であれば時に激しく。残酷なまでに。

 

 

愛を形にしたもの。

それがセックス。

 

 

抱きしめあって体温の疎通を行う事で擬似的なセックスにより

愛を感じ、

愛を与え、

そして愛を確かめ合う。

 

セックスとは人間の根幹そのもの。

食事、睡眠と変わらぬ自然欲求であるからこそ、ロマンス小説に限らず文学には欠かせないソースなのです。

 

 

あなたのセックスライフがさらに充実したものとなるよう、素晴らしいソースをお届けできれば幸いです。